ちょっと青森までドライブしてきました。
ブログはだいぶご無沙汰してしまいましたが、元気にしておりました。
昨年5月にスイフトスポーツを買って以来、主に群馬を走り回っておりまして、毎週末300km位走り続け、あっという間に走行距離も16,000kmを越しておりました。
しかし、それに飽き足らず、ちょっと青森までドライブしてきましたので報告します。
<発端>
私は1995年頃に仕事で青森市に1年住んでいました。
で、なんだか急に懐かしくなってきたんですよ。
そして、当時はクルマを持っていなかったので行かなかった十和田湖に行ってみたくなり、、、
まぁ、普通だったら新幹線で行ってレンタカーで行きたいところ行けよって感じですよね、、
でも、去年の夏は国道17号を1日で全部走るとか、そう言うことしちゃうやつなんです、私。
しかも、家からだと東北自動車道に始点である川口から乗ることになるのですが、青森市は東北自動車道の終点。
なんと、「東北自動車道を全部走ってきました」にもなる!
そもそも青森まで自走でっていうのもチャレンジングでやってみたいのですが、青森市街地から八甲田山を登って十和田湖への道をスイスポで走ってみたい。
それならば自分の車で行くしか無い!
ということで、8月末にあわてて宿をとりまして行ってきました。
最初は一人でいこうかと思ったのですが、息子に訊いたら行くというので、サブドライバーとしても役に立つだろうと連れて行くことに。
<計画>
まず、青森のどこに行きたいか。
青森市の町外れにある30年前に住んでいたアパートと職場跡地。
駅の近くのラーメン屋の「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べたい。
「青森県観光物産館 アスパム」の展望台も昔登ったなぁ。
そして、青森市街地から八甲田山に真っすぐ伸びている観光通りを通って
八甲田山から十和田湖。
この辺は外せないかな。
後は時間が有れば、
30年前も有った青森ベイブリッジを無駄に渡ってみたい。
青森駅の近くに最近できたと思われる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が気になる。
市内では最大であろうショッピングモール「サンロード青森」。
町外れにある三内丸山遺跡も30年前に行っているので行きたい。
青森駅周辺も懐かしいな。
市街地から住んでいたアパートまでの観光通りも全部通ってみたい。
調べてみると青森市までは約700km
渋滞無しで走っているだけで8時間ほどかかるとのこと。
でも、100km~200kmごとくらいには休憩したくなるだろうし、昼食も食べるし、渋滞もあるかもしれない。
そう考えると12時間位かかるんじゃないだろうか、、、
すると、1日目は朝6時頃にでて、夕方6時頃に青森市に到着。
きっとへとへとだろうから、クルマをホテルの駐車場に停めて居酒屋にでも行って夕飯がてら息子と飲んで終わりか。
2日目はきっとぐったりしているだろうから、10時頃に「アスパム」に行って展望台に登って、
時間が有れば「ワ・ラッセ」も。
そして、ホテルをチェックアウトして11時開店の「味噌カレー牛乳ラーメン」の店「味の札幌 大西」へ
食後、「三内丸山遺跡」を見学。
「サンロード青森」に向かって、できれば店内を見て、観光通りを住んでいたところへ。
そして、更に観光通りを南下して八甲田山、十和田湖で、できれば十和田湖も1周したい。
その後十和田ICから東北道に乗って帰宅。
帰れるのは月曜日の明け方かなぁ。
そんな計画で当日を迎えます。
<実行>
2024/9/14、三連休初日の朝5時に出発。
早朝に出かけたので渋滞は無いが、思ったよりも交通量が多い。
さすが三連休初日。
しかし、スルスルと順調に進み、案外疲れず170kmほど走った那須高原SAで休憩しただけで、昼食場所として計画していた長者原SAに10時頃到着。
ここで何を食べるって?
牛タン定食に決まってるじゃないですか!
ここのレストランの方で食べようと思っていたのですが、まだ開店前。
フードコートに行くとこちらにも有ったので頂きました。
でも、十分美味しかったですよ。
思ったより柔らかくて、程よい塩味で。
さて、出発。
ですが、700kmの行程の400km近くをすでに走ってしまって、まだ午前中。
あれ、3時頃に青森市につきそうだぞ?
ということで、当初の予定では2日目の予定がギチギチなので、今日中に行けそうなところは行ってしまうことに。
当初、青森市街地に近い青森自動車道 青森中央ICで降りる予定でしたが、東北自動車道の終点である青森ICで降りて、すぐ隣りにある三内丸山遺跡に行くことに。
30年前はこんな立派な建物なかったような気がする、、、
こんなふうに約4000年前の縄文時代の村が再現されています。
これを見て30年前の私も4000年前の暮らしを想像したりしたものです。
これ、柱の跡だそうですが直径2m近くあります。
穴掘るだけでも大変なのに、これにこれだけの太さの柱をクレーン車のない時代に建てたのですから、すごい技術ですね。
屋内にはこんな展示も。
これまた金属の加工道具のない時代にすごい加工技術ですね。
土器の数々。
え!?1995年に遺跡展示室オープン?
私が来たのが1996年の8月だったと思うから、公開されたばかりだったのですね。
さて、見学し終わったので、住んでいたところも見に行ってしまいましょう。
Googleストリートビューを見て知っていましたが、当時の建物がまだ残っていて、アパートとして使われているようです。
すぐそばの職場跡地へ。
もうだいぶ前に他の会社になって建物も建て直されているようです。
さて、まだ時間があるぞ。
ということで、えーい、味噌カレー牛乳ラーメンも今日食べちゃえ。
と「味の札幌 大西」へ。
30年前に来た店の名前を覚えていなかったのですが、位置的に多分ここ。
そして、今回来てみて、店の中の作りも確かこんな感じだったと思うので、きっと30年前と同じ店です。
ただ、食べログによると店主が代替わりしているとのこと。
一抹の不安を抱えながら入店。
来たぁ。
30年ぶり!
早速麺をすすると、確かにカレーの香り。
スープ、味噌のスープ。
あれ?牛乳は?
私の記憶ではカレーの香りがもっと強く、でも牛乳感で辛味はマイルドだったはずだが、、
あれれ、記憶と違う。
私の記憶が薄れたのか、店の味が変わったのか、、、、
ちょっと残念な気はしたが、美味しいは美味しいですよ。
ただ、もやしがほとんど風味なくて、、、あとから来たお客さんが「もやし抜きで」と注文しているのも頷けた。
普通より黄色い麺が気になったが、息子は玉子麺ではと言っていたのだが、麺にカレーが練り込まれている気がする。
うん、麺は美味しかった。
と、この時点で5時位になってしまい、他に行きたいところもほとんど閉まってしまうので諦めて、青森ベイブリッジを無駄に渡って宿にチェックインしました。
(青森ベイブリッジ)
青森駅近くのビジネスホテルに宿を取ったので、徒歩で駅前に行けます。
もう夕飯(味噌カレー牛乳ラーメン)は食べてしまいましたが、6時位に駅前に飲みに行くかぁとベッドでまったりしていたら寝てしまいました、、、(でしょうね)
7時頃目を覚まし、息子も寝てるけど、折角だから行くかぁと息子を起こして飲み屋へ。
当初目を付けていた弐乃助というお店は満席で待たされるという。
じゃぁ、しょうがないということで、ここの系列店らしき壱乃助というお店へ。
駅から真っすぐ伸びる通りから一つ角を曲がると、急に暗い、、
でもその先に燦然と輝くお店が。
2階にも席のある立派なお店。
2,3分待たされただけで席に案内されました。
タブレットで注文する今どきなお店。
まずはビールともつ煮とホッケあたりを頼んで一息ついたところで、ほやの塩辛と青森といえば「田酒」を注文。
30年前に上司に勧められてホヤ(刺し身?)を食べたのですが、なんか水っぽくて美味しい気がしなかったのですが、30年ぶりに食べたらどうでしょう。
まぁ、塩辛になっているから水っぽくはないでしょう。
確かに、味はついているし、口にいれると広がる磯の香りという感じでしょうか。
帰ってきても取り寄せて食べたいかと言うとそれほどではないですが、まぁ、郷土料理としてはありですかね。
そして、来ましたよ「田酒」。
これも30年前に飲み会というと必ず出てきたお酒ですが、当時はまだお酒の良し悪しもわかっておらず、今だとどうだろうと思っていました。
また、30年前に飲んだ「菊駒」という青森のお酒の方が私は好きだったので、それも飲みたかったのですが、なんと昨年9月頃に生産を停止してしまったと、、、
でも、このお店のタブレットに有ったんです「菊駒」
え、飲むでしょと注文するも、「品切れです、、」まじか、、もう2度と飲めないのだろうな。
ということで、やむなく頼んだ「田酒」ですが、、、
え、美味しいじゃん。
よく見たら純米酒。
最近知ったことですが、純米酒と書かれていないものはお米以外で作られた醸造アルコールが入っていて、いわゆる辛口はこのタイプで、純米酒は甘口に当たるのだとか。
とはいえ、純米酒でも割と辛口のものが多いのですが、田酒は、やや辛口ですが飲みやすく、とてもお米の香りが高くて美味しい!
いやぁ、30年間菊駒とくらべて美味しくないと思っていたことを謝りたいくらい。
「八甲田」というお酒を頼んで「田酒」と飲み比べた息子も気に入ったようです。
1時間ほど飲んで食ってホテルへ戻る。
あまりお酒に強くない私は心臓バクバクなので息子を先に行かせてゆっくり帰還。
ああ、風呂入って寝るかぁと思っていたら寝てしまった、、、(でしょうね)
ふと目が覚めると夜中の2時。
酔いもほぼ覚めたので風呂に入るが、なんだか目が覚めてしまって、明け方まで寝たような寝てないような、、、
5時頃、もう良いやと起きたのだが、めっちゃおなか空いてる、、、、
あ、そういや、昨日朝ラーメンの看板を2回ほど見たな。
ということでスマホで朝ラーメンを検索。
まぁ、流石に7時からとかですが、その頃息子起こして一緒に行くか。
夜が明けてきました。
夜明けの懐かしい街をホテルの部屋から眺めているのはなんだか妙に落ち着きます。
7時に起こすのは流石に可愛そうかと思い、8時半頃息子を起こして、朝ラーメンのお店へ。
「㐂伝」が良いかなと思ったのですが、まさかの定休日。
ということで第二候補の「長尾中華そば 青森駅前店」。
何種類かメニューは有ったが、朝ラーメンを調べているときに、津軽ラーメンというジャンルがあるようで、それに近そうな「あっさり」を注文。
麺も4種類から選べるが、細麺のちぢれ麺を選択。
ちぢれというよりつぶつぶした感じで初めての舌触り。
スープは東京あたりで「昔ながらの醤油ラーメン」と言われるような煮干し出汁の醤油スープ。
まぁ、朝だからあえてあっさりをと思ったところも有ったのですが、まぁ正解ですね。
割と美味しいと思います。
9時となり、ワ・ラッセもアスパムも開く時刻なので駅前を通ってワ・ラッセに向かう。
こんな本州の果ての駅ってどんなだろうと興味を持ったのか、息子が駅舎の中へ向かう。
駅舎は最近建て替えられたらしく、現代的できれいな建物。
なんと、リンゴジュースだけの自動販売機が改札横に。
一種類だけかと思いきや、「ふじ」「つがる」「ジョナゴールド」とそれらのミックスなのか「りんご」とだけ書かれた4種類がある。
私はなんとなくつがるを、息子はふじを購入。
ホテルに戻って飲み比べることにした。
そしてワ・ラッセへ。
何やらねぶたの展示などがあるそうなのだが、行ってみるとそれらは有料。
まぁ、そこまでして見るほどかなと思い、その手前の土産物屋だけ見て回るが、そういえばこの後行くアスパムも土産物屋だよなと言うことで、何も買わずにアスパムへ。
すると、アスパムの前に駐車場待ちのクルマがズラリ。
え、こんなに人気なの?とおもうと、どうも敷地内で何やらイベントをやっている。
全国各地の食べ物屋の屋台が並んでいる。
これ目当てのクルマのようだ。
私達は軽く土産物屋を見た後、展望台へ。
青森市街から陸奥湾までいい眺めです。
いや、400円の価値ありますね。
土産物屋のフロアに降りて自分や友達への土産物を買う。
土産物屋フロアには東京でも人気のクリスピードーナツなどの店も入っており、外でやっているイベントと言い、観光客だけでなく地元の人も呼び込む努力をしているようですね。
息子は昨日飲んだ「田酒」を探しているようだが見つからない。
じゃぁ、ショッピングモール「サンロード青森」に立ち寄って探そうということに。
そして、ホテルに戻り、チェックアウト準備。
そうそう、リンゴジュースの飲み比べ。
私が買ったつがるは甘みが強く、よくあるリンゴジュースという感じ。
息子が選んだふじは甘みが控えめで、息子いわく味が深いと。
確かに上品で大人な感じのリンゴジュースですね。
でも、私はつがるが好みかなぁ。
で、この後お昼ご飯として、昨日とは別のお店でまた味噌カレー牛乳ラーメンを食べようと考えていました。
ただ、お店が11時からで、ホテルのチェックアウト時刻も11時なので、チェックアウトして近くの駐車場に停めて食べに行くかと11時ちょっと前にチェックアウト。
さて、駐車場へ。
え?満車?
じゃぁ、あっちの駐車場は、、、満車。
ホテルの前にも駐車場が有ったはず、、、満車。
ええ?!
あ、アスパムのイベント目当てで駐車場にあぶれた人たちが停めているのか、、、
ということで、二杯目の味噌カレー牛乳ラーメンは諦めて「サンロード青森」へ。
しかし、ここにも田酒は無い。
飲み屋でしか飲めないのか?
ということで田酒も諦めて、いよいよ八甲田山へ。
とその前に雲谷スキー場、今はモヤヒルズと言うらしい。
青森市というのはすごいところで、青森駅から出ている路線バスが八甲田山のスキー場まで行っており、土日にそのバスに乗り込むと客は皆スキーウエアを着て、手に手にスキーやボードを抱えているのだ。
私も毎週のようにそのバスでスキーに行っていました。
八甲田山の手前の雲谷もバスが通っており、八甲田まで行くほど気合がないときはこちらのスキー場にも行っていました。
ここには30年前に夏にも自転車で登ってきたことが有って、とても気持ちのいい場所だったので訪れてみました。
おお、青森市の市街がきれいに見える。
八甲田山のスキー場の駐車場にも入ってみましたが、こちらは眺めが良くなかったのでさっさと十和田湖へ。
しかし、八甲田山は雲の中でものすごい霧。
前の車が慎重に運転しているので(その割にライトも付けずに走っているのはどういうことか)あまり楽しめず。
そして、ものを知らない私は八甲田山から十和田湖までは大して交通量の無いただの山道と思っていました。
しかし、十和田湖に近づいた頃、ふと脇を見ると絵葉書のような渓流が見えました。
あ、そっか、ここが奥入瀬渓流か!
慌てて路肩に止められそうなところを見つけてパチリ。
そんなに太い流れではないですが、深さがゆうに1m以上はありそうなものすごい水量。
もっと絵葉書的な流れのところもありましたが、この景色でも深い感銘を受けました。
いや、そんなところだから交通量もあるし、歩行者も多い。
だいぶイメージと違いました。
しかも道が細い、、、
ところで、この辺をママチャリで走っている人をたくさん見かけたのですが、どこかで貸しているの?
そして十和田湖に突き当たる。
湖側を走りたかったので右折して左回りに走ろうと思ったのですが、湖畔の道の交通量も思ったよりも多くなかなか右折できず、後ろにクルマも来てしまったので諦めて左折。
しかし、道路と湖畔との間にずーっと木が生えていて、眺めが今いち。
時折木の間隔が開いて開けた景色が見える。
そういや北側に行ったほうが展望台的なものが有ったなぁ、、、
失敗したかも、、、
でも、山を降りて十和田ICへ向かう道に左折する手前ですごい景色が。
曇っているからもありますが、奥の方、対岸が見えません。
海かよ。
十和田湖でかいです。
そして、山を降りて十和田ICへ。
帰りは流石にちょいちょい眠くなって、休憩も多めに。
15時頃紫波SAに到着して、盛岡冷麺をいただく。
右にある赤いものが入った小皿はキムチソースと大根(?)なのですが、これを入れなくても出汁の効いたとても美味しいスープなので、入れないで最後まで食べればよかったとちょっと後悔。
そして日もくれて、眠くなるたびパーキングへ飛び込んでいるとたまたま入った吾妻PAに喜多方ラーメンのお店が。
夕飯これでいいかということで喜多方ラーメンをいただく。
まぁまぁ美味しかったです。
で、そのあたりから雨が強くなり、福島、栃木を抜けるあたりでは豪雨。
なんとか抜けて日付が変わる直前くらいに無事帰宅。
走行距離、約1,430km。
結局私一人で走りきってしまいました。
1日目、思ったよりも早く着いたのでこなせるだけ2日目の予定を前倒しでこなして、おかげで行きたいと思っていたところは全部行けて、食べたいものやりたいことも全てできて、心残りのない旅となりました。
ま、次に行くとしたら新幹線とレンタカーですねw
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昨年5月にスイフトスポーツを買って以来、主に群馬を走り回っておりまして、毎週末300km位走り続け、あっという間に走行距離も16,000kmを越しておりました。
しかし、それに飽き足らず、ちょっと青森までドライブしてきましたので報告します。
<発端>
私は1995年頃に仕事で青森市に1年住んでいました。
で、なんだか急に懐かしくなってきたんですよ。
そして、当時はクルマを持っていなかったので行かなかった十和田湖に行ってみたくなり、、、
まぁ、普通だったら新幹線で行ってレンタカーで行きたいところ行けよって感じですよね、、
でも、去年の夏は国道17号を1日で全部走るとか、そう言うことしちゃうやつなんです、私。
しかも、家からだと東北自動車道に始点である川口から乗ることになるのですが、青森市は東北自動車道の終点。
なんと、「東北自動車道を全部走ってきました」にもなる!
そもそも青森まで自走でっていうのもチャレンジングでやってみたいのですが、青森市街地から八甲田山を登って十和田湖への道をスイスポで走ってみたい。
それならば自分の車で行くしか無い!
ということで、8月末にあわてて宿をとりまして行ってきました。
最初は一人でいこうかと思ったのですが、息子に訊いたら行くというので、サブドライバーとしても役に立つだろうと連れて行くことに。
<計画>
まず、青森のどこに行きたいか。
青森市の町外れにある30年前に住んでいたアパートと職場跡地。
駅の近くのラーメン屋の「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べたい。
「青森県観光物産館 アスパム」の展望台も昔登ったなぁ。
そして、青森市街地から八甲田山に真っすぐ伸びている観光通りを通って
八甲田山から十和田湖。
この辺は外せないかな。
後は時間が有れば、
30年前も有った青森ベイブリッジを無駄に渡ってみたい。
青森駅の近くに最近できたと思われる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が気になる。
市内では最大であろうショッピングモール「サンロード青森」。
町外れにある三内丸山遺跡も30年前に行っているので行きたい。
青森駅周辺も懐かしいな。
市街地から住んでいたアパートまでの観光通りも全部通ってみたい。
調べてみると青森市までは約700km
渋滞無しで走っているだけで8時間ほどかかるとのこと。
でも、100km~200kmごとくらいには休憩したくなるだろうし、昼食も食べるし、渋滞もあるかもしれない。
そう考えると12時間位かかるんじゃないだろうか、、、
すると、1日目は朝6時頃にでて、夕方6時頃に青森市に到着。
きっとへとへとだろうから、クルマをホテルの駐車場に停めて居酒屋にでも行って夕飯がてら息子と飲んで終わりか。
2日目はきっとぐったりしているだろうから、10時頃に「アスパム」に行って展望台に登って、
時間が有れば「ワ・ラッセ」も。
そして、ホテルをチェックアウトして11時開店の「味噌カレー牛乳ラーメン」の店「味の札幌 大西」へ
食後、「三内丸山遺跡」を見学。
「サンロード青森」に向かって、できれば店内を見て、観光通りを住んでいたところへ。
そして、更に観光通りを南下して八甲田山、十和田湖で、できれば十和田湖も1周したい。
その後十和田ICから東北道に乗って帰宅。
帰れるのは月曜日の明け方かなぁ。
そんな計画で当日を迎えます。
<実行>
2024/9/14、三連休初日の朝5時に出発。
早朝に出かけたので渋滞は無いが、思ったよりも交通量が多い。
さすが三連休初日。
しかし、スルスルと順調に進み、案外疲れず170kmほど走った那須高原SAで休憩しただけで、昼食場所として計画していた長者原SAに10時頃到着。
ここで何を食べるって?
牛タン定食に決まってるじゃないですか!
ここのレストランの方で食べようと思っていたのですが、まだ開店前。
フードコートに行くとこちらにも有ったので頂きました。
でも、十分美味しかったですよ。
思ったより柔らかくて、程よい塩味で。
さて、出発。
ですが、700kmの行程の400km近くをすでに走ってしまって、まだ午前中。
あれ、3時頃に青森市につきそうだぞ?
ということで、当初の予定では2日目の予定がギチギチなので、今日中に行けそうなところは行ってしまうことに。
当初、青森市街地に近い青森自動車道 青森中央ICで降りる予定でしたが、東北自動車道の終点である青森ICで降りて、すぐ隣りにある三内丸山遺跡に行くことに。
30年前はこんな立派な建物なかったような気がする、、、
こんなふうに約4000年前の縄文時代の村が再現されています。
これを見て30年前の私も4000年前の暮らしを想像したりしたものです。
これ、柱の跡だそうですが直径2m近くあります。
穴掘るだけでも大変なのに、これにこれだけの太さの柱をクレーン車のない時代に建てたのですから、すごい技術ですね。
屋内にはこんな展示も。
これまた金属の加工道具のない時代にすごい加工技術ですね。
土器の数々。
え!?1995年に遺跡展示室オープン?
私が来たのが1996年の8月だったと思うから、公開されたばかりだったのですね。
さて、見学し終わったので、住んでいたところも見に行ってしまいましょう。
Googleストリートビューを見て知っていましたが、当時の建物がまだ残っていて、アパートとして使われているようです。
すぐそばの職場跡地へ。
もうだいぶ前に他の会社になって建物も建て直されているようです。
さて、まだ時間があるぞ。
ということで、えーい、味噌カレー牛乳ラーメンも今日食べちゃえ。
と「味の札幌 大西」へ。
30年前に来た店の名前を覚えていなかったのですが、位置的に多分ここ。
そして、今回来てみて、店の中の作りも確かこんな感じだったと思うので、きっと30年前と同じ店です。
ただ、食べログによると店主が代替わりしているとのこと。
一抹の不安を抱えながら入店。
来たぁ。
30年ぶり!
早速麺をすすると、確かにカレーの香り。
スープ、味噌のスープ。
あれ?牛乳は?
私の記憶ではカレーの香りがもっと強く、でも牛乳感で辛味はマイルドだったはずだが、、
あれれ、記憶と違う。
私の記憶が薄れたのか、店の味が変わったのか、、、、
ちょっと残念な気はしたが、美味しいは美味しいですよ。
ただ、もやしがほとんど風味なくて、、、あとから来たお客さんが「もやし抜きで」と注文しているのも頷けた。
普通より黄色い麺が気になったが、息子は玉子麺ではと言っていたのだが、麺にカレーが練り込まれている気がする。
うん、麺は美味しかった。
と、この時点で5時位になってしまい、他に行きたいところもほとんど閉まってしまうので諦めて、青森ベイブリッジを無駄に渡って宿にチェックインしました。
(青森ベイブリッジ)
青森駅近くのビジネスホテルに宿を取ったので、徒歩で駅前に行けます。
もう夕飯(味噌カレー牛乳ラーメン)は食べてしまいましたが、6時位に駅前に飲みに行くかぁとベッドでまったりしていたら寝てしまいました、、、(でしょうね)
7時頃目を覚まし、息子も寝てるけど、折角だから行くかぁと息子を起こして飲み屋へ。
当初目を付けていた弐乃助というお店は満席で待たされるという。
じゃぁ、しょうがないということで、ここの系列店らしき壱乃助というお店へ。
駅から真っすぐ伸びる通りから一つ角を曲がると、急に暗い、、
でもその先に燦然と輝くお店が。
2階にも席のある立派なお店。
2,3分待たされただけで席に案内されました。
タブレットで注文する今どきなお店。
まずはビールともつ煮とホッケあたりを頼んで一息ついたところで、ほやの塩辛と青森といえば「田酒」を注文。
30年前に上司に勧められてホヤ(刺し身?)を食べたのですが、なんか水っぽくて美味しい気がしなかったのですが、30年ぶりに食べたらどうでしょう。
まぁ、塩辛になっているから水っぽくはないでしょう。
確かに、味はついているし、口にいれると広がる磯の香りという感じでしょうか。
帰ってきても取り寄せて食べたいかと言うとそれほどではないですが、まぁ、郷土料理としてはありですかね。
そして、来ましたよ「田酒」。
これも30年前に飲み会というと必ず出てきたお酒ですが、当時はまだお酒の良し悪しもわかっておらず、今だとどうだろうと思っていました。
また、30年前に飲んだ「菊駒」という青森のお酒の方が私は好きだったので、それも飲みたかったのですが、なんと昨年9月頃に生産を停止してしまったと、、、
でも、このお店のタブレットに有ったんです「菊駒」
え、飲むでしょと注文するも、「品切れです、、」まじか、、もう2度と飲めないのだろうな。
ということで、やむなく頼んだ「田酒」ですが、、、
え、美味しいじゃん。
よく見たら純米酒。
最近知ったことですが、純米酒と書かれていないものはお米以外で作られた醸造アルコールが入っていて、いわゆる辛口はこのタイプで、純米酒は甘口に当たるのだとか。
とはいえ、純米酒でも割と辛口のものが多いのですが、田酒は、やや辛口ですが飲みやすく、とてもお米の香りが高くて美味しい!
いやぁ、30年間菊駒とくらべて美味しくないと思っていたことを謝りたいくらい。
「八甲田」というお酒を頼んで「田酒」と飲み比べた息子も気に入ったようです。
1時間ほど飲んで食ってホテルへ戻る。
あまりお酒に強くない私は心臓バクバクなので息子を先に行かせてゆっくり帰還。
ああ、風呂入って寝るかぁと思っていたら寝てしまった、、、(でしょうね)
ふと目が覚めると夜中の2時。
酔いもほぼ覚めたので風呂に入るが、なんだか目が覚めてしまって、明け方まで寝たような寝てないような、、、
5時頃、もう良いやと起きたのだが、めっちゃおなか空いてる、、、、
あ、そういや、昨日朝ラーメンの看板を2回ほど見たな。
ということでスマホで朝ラーメンを検索。
まぁ、流石に7時からとかですが、その頃息子起こして一緒に行くか。
夜が明けてきました。
夜明けの懐かしい街をホテルの部屋から眺めているのはなんだか妙に落ち着きます。
7時に起こすのは流石に可愛そうかと思い、8時半頃息子を起こして、朝ラーメンのお店へ。
「㐂伝」が良いかなと思ったのですが、まさかの定休日。
ということで第二候補の「長尾中華そば 青森駅前店」。
何種類かメニューは有ったが、朝ラーメンを調べているときに、津軽ラーメンというジャンルがあるようで、それに近そうな「あっさり」を注文。
麺も4種類から選べるが、細麺のちぢれ麺を選択。
ちぢれというよりつぶつぶした感じで初めての舌触り。
スープは東京あたりで「昔ながらの醤油ラーメン」と言われるような煮干し出汁の醤油スープ。
まぁ、朝だからあえてあっさりをと思ったところも有ったのですが、まぁ正解ですね。
割と美味しいと思います。
9時となり、ワ・ラッセもアスパムも開く時刻なので駅前を通ってワ・ラッセに向かう。
こんな本州の果ての駅ってどんなだろうと興味を持ったのか、息子が駅舎の中へ向かう。
駅舎は最近建て替えられたらしく、現代的できれいな建物。
なんと、リンゴジュースだけの自動販売機が改札横に。
一種類だけかと思いきや、「ふじ」「つがる」「ジョナゴールド」とそれらのミックスなのか「りんご」とだけ書かれた4種類がある。
私はなんとなくつがるを、息子はふじを購入。
ホテルに戻って飲み比べることにした。
そしてワ・ラッセへ。
何やらねぶたの展示などがあるそうなのだが、行ってみるとそれらは有料。
まぁ、そこまでして見るほどかなと思い、その手前の土産物屋だけ見て回るが、そういえばこの後行くアスパムも土産物屋だよなと言うことで、何も買わずにアスパムへ。
すると、アスパムの前に駐車場待ちのクルマがズラリ。
え、こんなに人気なの?とおもうと、どうも敷地内で何やらイベントをやっている。
全国各地の食べ物屋の屋台が並んでいる。
これ目当てのクルマのようだ。
私達は軽く土産物屋を見た後、展望台へ。
青森市街から陸奥湾までいい眺めです。
いや、400円の価値ありますね。
土産物屋のフロアに降りて自分や友達への土産物を買う。
土産物屋フロアには東京でも人気のクリスピードーナツなどの店も入っており、外でやっているイベントと言い、観光客だけでなく地元の人も呼び込む努力をしているようですね。
息子は昨日飲んだ「田酒」を探しているようだが見つからない。
じゃぁ、ショッピングモール「サンロード青森」に立ち寄って探そうということに。
そして、ホテルに戻り、チェックアウト準備。
そうそう、リンゴジュースの飲み比べ。
私が買ったつがるは甘みが強く、よくあるリンゴジュースという感じ。
息子が選んだふじは甘みが控えめで、息子いわく味が深いと。
確かに上品で大人な感じのリンゴジュースですね。
でも、私はつがるが好みかなぁ。
で、この後お昼ご飯として、昨日とは別のお店でまた味噌カレー牛乳ラーメンを食べようと考えていました。
ただ、お店が11時からで、ホテルのチェックアウト時刻も11時なので、チェックアウトして近くの駐車場に停めて食べに行くかと11時ちょっと前にチェックアウト。
さて、駐車場へ。
え?満車?
じゃぁ、あっちの駐車場は、、、満車。
ホテルの前にも駐車場が有ったはず、、、満車。
ええ?!
あ、アスパムのイベント目当てで駐車場にあぶれた人たちが停めているのか、、、
ということで、二杯目の味噌カレー牛乳ラーメンは諦めて「サンロード青森」へ。
しかし、ここにも田酒は無い。
飲み屋でしか飲めないのか?
ということで田酒も諦めて、いよいよ八甲田山へ。
とその前に雲谷スキー場、今はモヤヒルズと言うらしい。
青森市というのはすごいところで、青森駅から出ている路線バスが八甲田山のスキー場まで行っており、土日にそのバスに乗り込むと客は皆スキーウエアを着て、手に手にスキーやボードを抱えているのだ。
私も毎週のようにそのバスでスキーに行っていました。
八甲田山の手前の雲谷もバスが通っており、八甲田まで行くほど気合がないときはこちらのスキー場にも行っていました。
ここには30年前に夏にも自転車で登ってきたことが有って、とても気持ちのいい場所だったので訪れてみました。
おお、青森市の市街がきれいに見える。
八甲田山のスキー場の駐車場にも入ってみましたが、こちらは眺めが良くなかったのでさっさと十和田湖へ。
しかし、八甲田山は雲の中でものすごい霧。
前の車が慎重に運転しているので(その割にライトも付けずに走っているのはどういうことか)あまり楽しめず。
そして、ものを知らない私は八甲田山から十和田湖までは大して交通量の無いただの山道と思っていました。
しかし、十和田湖に近づいた頃、ふと脇を見ると絵葉書のような渓流が見えました。
あ、そっか、ここが奥入瀬渓流か!
慌てて路肩に止められそうなところを見つけてパチリ。
そんなに太い流れではないですが、深さがゆうに1m以上はありそうなものすごい水量。
もっと絵葉書的な流れのところもありましたが、この景色でも深い感銘を受けました。
いや、そんなところだから交通量もあるし、歩行者も多い。
だいぶイメージと違いました。
しかも道が細い、、、
ところで、この辺をママチャリで走っている人をたくさん見かけたのですが、どこかで貸しているの?
そして十和田湖に突き当たる。
湖側を走りたかったので右折して左回りに走ろうと思ったのですが、湖畔の道の交通量も思ったよりも多くなかなか右折できず、後ろにクルマも来てしまったので諦めて左折。
しかし、道路と湖畔との間にずーっと木が生えていて、眺めが今いち。
時折木の間隔が開いて開けた景色が見える。
そういや北側に行ったほうが展望台的なものが有ったなぁ、、、
失敗したかも、、、
でも、山を降りて十和田ICへ向かう道に左折する手前ですごい景色が。
曇っているからもありますが、奥の方、対岸が見えません。
海かよ。
十和田湖でかいです。
そして、山を降りて十和田ICへ。
帰りは流石にちょいちょい眠くなって、休憩も多めに。
15時頃紫波SAに到着して、盛岡冷麺をいただく。
右にある赤いものが入った小皿はキムチソースと大根(?)なのですが、これを入れなくても出汁の効いたとても美味しいスープなので、入れないで最後まで食べればよかったとちょっと後悔。
そして日もくれて、眠くなるたびパーキングへ飛び込んでいるとたまたま入った吾妻PAに喜多方ラーメンのお店が。
夕飯これでいいかということで喜多方ラーメンをいただく。
まぁまぁ美味しかったです。
で、そのあたりから雨が強くなり、福島、栃木を抜けるあたりでは豪雨。
なんとか抜けて日付が変わる直前くらいに無事帰宅。
走行距離、約1,430km。
結局私一人で走りきってしまいました。
1日目、思ったよりも早く着いたのでこなせるだけ2日目の予定を前倒しでこなして、おかげで行きたいと思っていたところは全部行けて、食べたいものやりたいことも全てできて、心残りのない旅となりました。
ま、次に行くとしたら新幹線とレンタカーですねw
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