イヤホン試聴（2022/09/18）: shigeの言いたい放題

2022年09月19日

イヤホン試聴（2022/09/18）

有楽町にパトレイバー展を見に行ったついでに秋葉原eイヤホンさんに寄りました。

台風が近づき天候が悪いことも有り、店内は空いていて視聴し放題でした。

3階でShureのものを中心に色々聞いていたのですが、さっき聴いたときにはえらくベース（楽器のことね）の音がよく聞こえるなと思って、他のを聴きに行って戻ってくると、あれ、そうでもないなと思ったり、訳が分からなくなったり、、、
（イヤホンは耳への入れ方でも全然音が変わってくるので試聴が難しいですね。）

でも、色々聴いているうちに解ってきたのは、
・私はスッキリした音が好きらしい。
・ダイナミックドライバーよりバランスド・アーマチュアの方がスッキリしている傾向が有りそう。
・解像感？粒立ち？も大事。
ということ。

ということで、やっぱり私はSennheiserよりもShure派だなと、、
（もちろんそれ以外にも良いメーカーはたくさんあるでしょうし、私もメーカーに拘らず色々聴いていましたが。）
ただ、Shureの展示が少なくて、、と思いながら棚の間をウロウロしていると店員さんが声をかけてきた。

「2階にもイヤホンありますから行ってみてくださいね。エレベーターで直接3階に来られたようですが、、」

客が少ないにしてもよく見てるなと思いつつ、2階って1万円以下のイヤホンじゃなかったっけ？
でも、このフロアをウロウロしているってことは考えている価格帯とかわかった上で言ってるんだろうな。
ということで階段のところのフロア案内を見てみると、確かに1行目には「1万円以下のイヤホン」と書いてあるのですが、一番下に「Shure製品」と、、なんですと。

そのまま2階に降りてみると、有りましたShureコーナー。
ヘッドフォン含めほぼ全製品あるじゃないですか、、

実は前回の試聴の後eイヤホンさんのYouTubeとか見て、新シリーズのAONIC4,5と旧シリーズのSE425,535が気になっていたのです。

価格帯、搭載ドライバーの数でも想像がつく通り、AONIC4がSE425、AONIC5がSE535の後継というか同クラスのものとなるようです。

AONIC5
まずはこれを聴いてみましたが、、、
あれ、シャキシャキしすぎている感じだなぁ。
高音がやや刺さる感じ。

AONIC4
お、スッキリしているし、シャキシャキ感もちょうどいい感じだぞ。
これは良いかも。

SE535
これもシャキシャキ感強めだな。
でも、AONIC5よりはややおとなしめかも。
音の歯切れは4機種でダントツ。

SE425
AONIC4とほぼ一緒かな。
若干AONIC4の方が粒立ち（楽器の音がごちゃっと一つにならず聴き分けられる）が良いかな。

ということで、型番的に言うと５と４の音の傾向はAONICもSEも同じ。
１巡目でAONIC4が良いんじゃないかと思ったのですが、2巡3巡としているうちに5のシャキシャキ感に慣れてきたのか、やはり上位機種だけに粒立ちの点で４より５だなと思い（すっごく微妙な差ですけど）、それでもAONIC5はやっぱりシャキシャキしすぎだなと言うことで、SE535が一番好みという結論に達しました。
音の歯切れの良さも決め手の一つでした。
はねたスネアの音とかがものすごく気持ちよく聞こえます。

ということで、買うのはもう少し先になりそうですが、次期イヤホンはShure SE535に決まりました。

イヤホンの試聴途中、耳休め（？）という事でイヤホンの上にあるヘッドフォンも聴いてみました。
私が持っているShure SRH840より上位機種にあたるSRH1840とかSRH1540を聴いてみました。
やっぱり良いねぇ。
と思いつつSRH840A（私が持ってるやつの後継機）を聴いてみると、、、
あれ、音の粒立ちがこっちのほうが断然良いぞ。

1840、1540の方が低音は良く出ているのですが、その低音が手前に霞がかかったようになって粒立ちを鈍くしてしまっているように感じるのです。

ちなみに3階に戻ってSennheiserの4万円台のHD600とか7万円台のHD650とか聴いてみたのですが、やはり低音の霞を感じる。
SRH840A 2万円台なのにすげー。
粒立ち感、すっきり感ではダントツのヘッドフォンだと思いますよ。
やっぱり、小一時間試聴して決めた機種だけあります。
Aがつくかつかないでどれだけ違うか、半年前の試聴ではAより旧製品のほうがよく聴こえたのですが、ほぼ同じと思っているのでこれ買ってよかった感を強めて帰ってきました。