映画感想「すずめの戸締まり」(ネタバレなし)

「君の名は」の大ヒットでアニメファンでない人にも有名になった新海誠監督の最新作。
家族で見てきました。

九州南部に住む主人公、鈴芽は近所の廃墟の中に有った不思議な扉の近くで、災いを封じていた要石を知らずに抜いてしまう。
それをきっかけに鈴芽は、謎の青年草太と共に事態を収めるために日本を股にかけて旅をすることになる。

序盤は日本各地に有る災いの吹き出る「扉」を「閉めて」いくが、後半は鈴芽の故郷がキーとなる。

公開されている冒頭の映像を見た感の良い方はお気づきでしょう。
あの場所で起きたあの災いが関係していたのです。

あの日の思い出が鈴芽から溢れ出す

ここからは涙涙です。

思わず隣の妻の手を握りたくなりました。

ここまで泣かされるとは思いませんでした。

今の中学生くらいまでの若者はあの日を知らない、もしくは覚えていないだろう。
そして、この映画の主な観客はそのくらいの年代の子達なのだろうが、そうした子達があの日を知ってもらうきっかけにこの映画がなればいいと新海監督も考えているようです。

あの日を知っている人は間違いなく泣けます。

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