映画感想「夏への扉 -キミのいる未来へ-」(ネタバレ無し)

ロバート・A・ハインラインの古典的SF小説「夏への扉」が映画化。

2月にその事を知って、まだ読んでいなかった小説も読了。

読書感想「夏への扉」

タイトルがSFっぽくないなぁと思ってたら、内容もSFっぽくないw

もちろん内容としてはSFなのだけど、結局は愛の物語なのかなと思う。

そして、この映画。

驚いたのはほぼほぼ小説のまま映画化されている。

小説は1970年と2000年のアメリカが舞台となっているところが、1995年と2025年の日本が舞台になっているという違いは有るものの、ストーリーの大筋はほぼ小説のまま。
400ページの小説を2時間に収めるために端折っている部分も少なくないが、もっとアレンジしてくると思っていたので驚いた。
小説のファンも安心して見ることができるだろう。

後は主人公とヒロインの年齢差が20歳から10歳に縮められている。
まぁ、話の結末からしてその方が自然だよねとは思った。

3番目の主人公、猫のピートも良い。
小説のピートのイメージそのままのふてぶてしい顔つきの猫が使われており、演技もうまい。
小説同様、猫好きにも喜んで頂けるだろう。

映画の主人公が生まれた年が私と同じなので、1995年のパートは懐かしい。
出てくるパソコンも当時のもの。
パソコンで年代を感じる私って、、、

そして、小説同様最後はいい感じの話になっているし、思わず涙が出た。
なんだか早く帰って妻を抱きしめたくなりました。(抱きしめたとは言っていない。)

そんなわけなので、デートで見る映画としても良いのではないかと思う。

平日に見たことも有って映画館はガラガラでしたが、みんな、もっと見たほうが良いよ。

あ、あと、清原果耶ちゃんかわいい。
「おかえりモネ」も応援しているよ。

夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) - ロバート A ハインライン, 福島 正実
夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) - ロバート A ハインライン, 福島 正実

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