立花隆氏の訃報にふれて
ジャーナリスト 立花隆氏の訃報を聞いた。
大変幅広い分野において著書を遺していらっしゃるが、私は一冊だけ読んだことがある。
それは「宇宙からの帰還」という著書。
宇宙飛行経験のある飛行士へのインタビューを元に著されたものだ。
この本は私の世界感に大きな影響を与えてくれた。
2015年に読み直して書いた感想文がこちら。
読書感想文(宇宙からの帰還)
宇宙から地球を眺めれば、人類が勝手に規定した国境線なんてものは見えない。
そして、宇宙服一枚、壁一枚向こうは死の空間という状況から、地上の紙のように薄く見える、人類が生存できる領域を眺めることによって国や人種、宗教、イデオロギーの違いで争うことの愚かしさを感じるという内容は、初めて読んだ当時高校生だった私に大きなショックを与えた。
今でこそそうした世界観は一般の人々にも浸透しつつあると思うが、この本が著された時代は宇宙に行ったことがある人類は限られたアメリカ人とソ連人だけ。
そんな時代にこうした世界観を一般の人々に広めたこの本の功績は大きいと思う。
そんな立花隆さんが亡くなられたとのこと。
お悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。

宇宙からの帰還 (中公文庫) - 立花 隆
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大変幅広い分野において著書を遺していらっしゃるが、私は一冊だけ読んだことがある。
それは「宇宙からの帰還」という著書。
宇宙飛行経験のある飛行士へのインタビューを元に著されたものだ。
この本は私の世界感に大きな影響を与えてくれた。
2015年に読み直して書いた感想文がこちら。
読書感想文(宇宙からの帰還)
宇宙から地球を眺めれば、人類が勝手に規定した国境線なんてものは見えない。
そして、宇宙服一枚、壁一枚向こうは死の空間という状況から、地上の紙のように薄く見える、人類が生存できる領域を眺めることによって国や人種、宗教、イデオロギーの違いで争うことの愚かしさを感じるという内容は、初めて読んだ当時高校生だった私に大きなショックを与えた。
今でこそそうした世界観は一般の人々にも浸透しつつあると思うが、この本が著された時代は宇宙に行ったことがある人類は限られたアメリカ人とソ連人だけ。
そんな時代にこうした世界観を一般の人々に広めたこの本の功績は大きいと思う。
そんな立花隆さんが亡くなられたとのこと。
お悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。

宇宙からの帰還 (中公文庫) - 立花 隆

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