感想「機動戦士ガンダムΖΖ」

結局これも買っちゃいました。

U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ I - 富野由悠季
U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ I - 富野由悠季

U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ II <最終巻> - 富野由悠季
U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ II <最終巻> - 富野由悠季

機動戦士Zガンダムの物語の直後から始まるストーリー

ティターンズとの決着を付け、満身創痍のアーガマはサイド1、シャングリラに入港する。
そこにはジャンク屋で生計を立てるジュドーらの少年たちが居た。

ティターンズ、エウーゴ、アクシズの三すくみとなっていた情勢からティターンズが破れ、アクシズ対エウーゴという構図になった世界とは別に自分たちの生活のためにΖガンダムを盗もうとするジュドーたち。

そんな彼らを中心に物語が進むため、Zガンダムの地球圏の命運をかけた戦いを見た後ではもどかしい。

そして、コミカルさを全面に押し出した演出。
ジュドーたちの操るガンダムのカッコ悪いこと、、、

うーん、やっぱりΖΖは、、、と思ってしまう、、、


グレミー・トトの初登場シーンは驚いた。
新兵?と思うほど頼りなさそうな振る舞いでマシュマー・セロの部下として登場する。
しかし、マシュマーが一旦退場するとグレミーは急に指揮官面をしだす。

何が彼をそんなに変えたの?


マシュマーの回想シーンに現れるハマーンも不思議。
16歳からアクシズのリーダーを務めていたと言うのでさもありなんだが、若干21歳のハマーンのマシュマーへのアドバイスがベテラン指揮官のよう。


月でゴットン・ゴーが戦死する辺りまでは正直見ているのが辛かったが、これを機にだんだんとコミカルさが薄れ、シリアス路線に変わっていく。

その後アーガマは地球に降り、ダカールを目指す。
この辺のジオン残党やらアフリカ解放戦線やらとの絡みも、正直いらなくないかと中だるみ感を感じてしまう。


ダブリンでカミーユと再開した辺りからやっと面白くなってくる。

グレミーの反乱。

Zガンダムのような三すくみ状態となる。

ジュドーの存在によりプルツーが不調に陥り、それが原因でグレミーが戦死。

残るはハマーンのみ。

申し合わせたようにモビルスーツでの一騎討ちに向かうハマーンとジュドー。

「憎しみは憎しみしか生まないと分れ」

暗く寒いアステロイド・ベルトから、ザビ家復興という名目で(ハマーン自身はザビ家などどうでも良かったのだろう。)地球圏に戻ってきたハマーンは自分自身に失望していたのだろう。
アステロイド・ベルトに暮らしていようが、ニュータイプだろうが、結局地球へのあこがれを捨てきれない自分と人類に。

そして殺して殺されての戦争を繰り返すハマーンと大人たちにジュドーは憤りを感じた。

そんな地球圏に愛想をつかしたのか、ジュドーは木星へと旅立つ。


最後の10話くらいは面白いですね。

そう考えるとずっと面白いΖはやっぱりすごい。
もう一回見ようかな。

そんな調子なので、劇場版Ζガンダムでは、ΖΖはなかったことにされているとしか思えないような終わり方をする。
(カミーユが精神崩壊しない。アクシズがアステロイド・ベルトに撤退する。)

なので、ΖΖは見返さなくてもいいかと思っていたのですが、第一次ネオ・ジオン抗争の歴史の勉強として見ました。

高校生時代にみたTV放送で見逃していた部分も多いので、その補完としては良かったです。

1週間毎に1話見るよりもストーリーの流れもわかりやすいですからね。

TV放送を見たときも、最終話のハマーンとジュドーの対決は燃えた覚えがあるので、その時の熱さを思い出せてよかったです。


U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズのBOX1とBOX2の1枚目に収められている、「GUNDAM FRAG」も面白い。
ΖΖの劇中シーンを中心とした、ドキュメンタリーフィルムのような短いCG映像がいくつも入っている。

リアリティの有るモビルスーツの映像もいいが、色々とパロディが仕掛けられていて面白い。

イデオンに顔が似ていると世間で言われているジムがあれをやるシーンとかwwww

U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ I - 富野由悠季
U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムZZ I - 富野由悠季

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