読書感想(ちょっとずつ、マイペース。)
Every Little Thingのギター、伊藤一朗さんがエッセイを出版。
発売数日前に公開された、この動画で知ってびっくり!
動画には編集を務めたKADOKAWAの松原さんも出演して、この本のすばらしさを語ってくれています。
この松原さんの一朗さん愛がすごくて、いまこの世知辛い世の中には「伊藤さんが足りていない!」と常々思っていらっしゃったようで、それで一朗さんに声をかけたのだとか。
この松原さんはビジネス書が専門の方だそうで、そんな方がいわゆるタレント本を出すというのはどういう事?
と思うのですが、松原さん曰く、普段ビジネス書を読むような人にも読んでほしいのだそうです。
この動画を見て、私はまだ発売もしていなかったこの本は絶対いい本だと思いましたね。
動画の中でも触れられていますが、最近、バラエティー番組でも見かけることの多くなった伊藤一朗さん。
ELTファンでなくても、天然と言うか、ほんわかしているというか、何をしても怒らなそうなイメージを持っている方が多いかと思います。
そういうところが編集の松原さんが世の中に足りていないという「伊藤さん」と言うのもなんとなくわかる話。
でも、実際本を手に取って読んでみると、、、
そりゃあ、一朗さんだって人の子、怒りを覚えることも有るわけです。
でも、後先考えず感情を表に出すようなことをしないのが一朗さんなんです。
例えば、列に割り込みをされたら、普通の人は「ちゃんと並べ!」と怒るか、ぐっと怒りを押し込めるかのどちらかですよね。
でも、一朗さんは違います。
相手に反発されることなく、ちゃんと並ばせるか、その場を立ち去らせる方法を知っています。
意外に仕事に厳しい一朗さんは、若手のミュージシャンやスタッフの行動が気になる事だって有ります。
そんな時、ガツンと怒るんじゃない。
まず、相手の仕事への姿勢を見て、ダメなやつだなと思ったら、逆に怒らない。
そうすれば、そいつは自滅するから、、、(ダーク・伊藤)
言ってあげた方が良いなという相手なら、ちょっと茶化していうのだそうだ。
まぁ、一朗さんが若い時に先輩たちにガツンと言われたり、説教されたりして来て嫌だったようですね。
そうなると、結局響かないから言われても意味が無い。
そういう経験から編み出した方法のようです。
これって、部下、後輩に限らず、子供がいると、自分が若い頃、こうしておけばよかった、こうしたからよかったみたいなことをどう子供に伝えれば響くかで悩むことってありますよね。
こういう事を子供に伝えるときに役立つかもしれませんね。
怒ったから感情をぶつけるのではなくて、相手に正してほしいから何か言う。
そんな目的に適した言い方をちゃんとできる一朗さんって頭のいい人なんだろうなぁと思う。
まぁ、こんな対人関係の事もそうですが、意外に計算高かったり、仕事に対する姿勢がとてもきっちりしていたり、「へーそうなんだ」と思う事も多く。
でもこれって、ELTや伊藤一朗のファンだから面白いというわけでなく、老若男女、幅広い人たちにも面白く、役に立つ内容だと思います。
冒頭にも書いたように、ビジネス書の編集さんが編集しているだけあって、単なるタレント本にとどまらず、人として生きる上で参考になる本だと思います。

ちょっとずつ、マイペース。

にほんブログ村
発売数日前に公開された、この動画で知ってびっくり!
動画には編集を務めたKADOKAWAの松原さんも出演して、この本のすばらしさを語ってくれています。
この松原さんの一朗さん愛がすごくて、いまこの世知辛い世の中には「伊藤さんが足りていない!」と常々思っていらっしゃったようで、それで一朗さんに声をかけたのだとか。
この松原さんはビジネス書が専門の方だそうで、そんな方がいわゆるタレント本を出すというのはどういう事?
と思うのですが、松原さん曰く、普段ビジネス書を読むような人にも読んでほしいのだそうです。
この動画を見て、私はまだ発売もしていなかったこの本は絶対いい本だと思いましたね。
動画の中でも触れられていますが、最近、バラエティー番組でも見かけることの多くなった伊藤一朗さん。
ELTファンでなくても、天然と言うか、ほんわかしているというか、何をしても怒らなそうなイメージを持っている方が多いかと思います。
そういうところが編集の松原さんが世の中に足りていないという「伊藤さん」と言うのもなんとなくわかる話。
でも、実際本を手に取って読んでみると、、、
そりゃあ、一朗さんだって人の子、怒りを覚えることも有るわけです。
でも、後先考えず感情を表に出すようなことをしないのが一朗さんなんです。
例えば、列に割り込みをされたら、普通の人は「ちゃんと並べ!」と怒るか、ぐっと怒りを押し込めるかのどちらかですよね。
でも、一朗さんは違います。
相手に反発されることなく、ちゃんと並ばせるか、その場を立ち去らせる方法を知っています。
意外に仕事に厳しい一朗さんは、若手のミュージシャンやスタッフの行動が気になる事だって有ります。
そんな時、ガツンと怒るんじゃない。
まず、相手の仕事への姿勢を見て、ダメなやつだなと思ったら、逆に怒らない。
そうすれば、そいつは自滅するから、、、(ダーク・伊藤)
言ってあげた方が良いなという相手なら、ちょっと茶化していうのだそうだ。
まぁ、一朗さんが若い時に先輩たちにガツンと言われたり、説教されたりして来て嫌だったようですね。
そうなると、結局響かないから言われても意味が無い。
そういう経験から編み出した方法のようです。
これって、部下、後輩に限らず、子供がいると、自分が若い頃、こうしておけばよかった、こうしたからよかったみたいなことをどう子供に伝えれば響くかで悩むことってありますよね。
こういう事を子供に伝えるときに役立つかもしれませんね。
怒ったから感情をぶつけるのではなくて、相手に正してほしいから何か言う。
そんな目的に適した言い方をちゃんとできる一朗さんって頭のいい人なんだろうなぁと思う。
まぁ、こんな対人関係の事もそうですが、意外に計算高かったり、仕事に対する姿勢がとてもきっちりしていたり、「へーそうなんだ」と思う事も多く。
でもこれって、ELTや伊藤一朗のファンだから面白いというわけでなく、老若男女、幅広い人たちにも面白く、役に立つ内容だと思います。
冒頭にも書いたように、ビジネス書の編集さんが編集しているだけあって、単なるタレント本にとどまらず、人として生きる上で参考になる本だと思います。

ちょっとずつ、マイペース。

にほんブログ村
この記事へのコメント
若い頃は、上からガツンが良いと思っていたし、そうしていましたが、自分の人徳の無さもあって、人間関係に亀裂が入り修復できない事が多々ありました。また、自分の性格上もすごいストレスになるので、ある時からやめました。
今は、伊藤さん流でふわふわしているので、今度は弱い無能なリーダーと思われています。やはり、この世界では強いガツガツしたリーダーが良いというのが一般的ですから仕方ないですが。
まぁ、なかなか難しいですよね。
でも、大事なのは相手に伝わる、響く事なので、ガツンが良い、一朗さん流が良いという二極論では無くて、相手によって、状況によって使い分けるの一番いいんでしょうね。
普段、一朗さん流なら、こりゃマジでマズイって時にガツンとやると、「やべ、この人マジで怒ってる、、」ってなって良いかもしれませんね。