チューブレスタイヤにしてみた。
MTBから普及し始めたチューブレスタイヤ。
ロードでも使っている人が増えてきて、私もちょっと興味が出てきた。
幸い、TREKのホイールはチューブレスレディ。
若干の部品を買い足せばチューブレスタイヤに対応できる。
でもなぁ、シーラント入れるのがなんとなく嫌なんですよねぇ、、
重さがとか言うより、べたべたしていそうな液体をリムに付けるのが嫌で、、
で、転機はサイクルスポーツ誌2019年2月号。
チューブレスレディタイヤはシーラント必須だけど、チューブレスタイヤは必須でないとか。
で、チューブレスレディリムでもチューブレスタイヤは履ける。
おお、つまり、私のリムにシーラント無しにチューブレスタイヤを履けると、、、
これだ!とタイヤの選定に入る。
我らがボントレガーにはチューブレスレディタイヤしかないのでダメ。
他にもチューブレスタイヤを出しているメーカーはたくさんあるだろうけど、もう何年もお世話になっている自転車屋たぬき小屋のスタッフさんはIRC大好きで、前に薦められたのでIRCで選ぶことにした。
IRCのチューブレスタイヤは「FORMULA PRO」というモデル。
更に、それにグリップ重視のRBCC、軽量のLight、耐パンク性の高いX-Guardのモデルが有る。
私は走りの軽さを重視したいので、Lightが良いかなと思ったのですが、RBCCと1本あたり5gしか変わらない。
じゃぁ、RBCCが良いかなと言う事でたぬき小屋で発注。
リムテープ、バルブは折角専用品が有るから、そっちにしましょうという話になり、リムフラップ、バルブをBikePlus 戸田彩湖店に発注。
揃ったので始めますよぉ。
やり方はIRCの動画で勉強。
私がとやかく書くよりこちらを見て頂いた方が分かりやすいと思いますので、初めてやる方はぜひ見てみてください。
まずはタイヤを外してリムフラップを付けます。
途中を撮ってなかった、、、
最初、チューブド用のリムテープを取り付けるときの癖で、バルブ穴にドライバーを挿して位置がずれないように嵌めていたのですが、最後にバルブを差し込むのに少し苦労。
あれ、
最初からバルブ差しておけばよくね、、、
ちなみに、ボントレガーのリムフラップにバルブを挿すと、パチッという音がして固定されます。
この状態でホイールに嵌めて行けばずれません。
リムフラップも空気を閉じ込める物ですから、鋭角に曲げたり傷をつけたりすると良くないでしょうから、そこは気を付けながら作業。
リムの左右、タイヤがはまる辺りにリムフラップをぱちぱち嵌めて行って準備完了。
そして、チューブレスタイヤの作業の必需品。
石鹸水を入れたスプレー。
たまたま家に有った100円ショップのスプレーボトルに食器用洗剤を薄めていれました。
上述のIRCの動画の冒頭で、同様の用途に使われるタイヤワックスなどは腐食してしまう恐れが有るので使うなと注意書きが出るので、チューブレスタイヤ(の恐らく内面)はそれだけデリケートなのでしょうね。
なので、酸性、アルカリ性の洗剤も良くないようで、中性洗剤と指定が有ったので、一応中性である事を確認して作成。
それをリム全周に塗布。
これが、タイヤ内面。
チューブドタイヤやチューブレスレディタイヤと違って、内側がチューブと同じ素材でできているとの事。
これで、空気を保持するので、シーラントが必須でなくなる。
逆にここを傷つけてしまうと、穴の開いたチューブを入れたチューブドタイヤになってしまう。
なので、ここに爪などをたてないように注意して作業。
一見、回転方向なんてなさそうなタイヤですが、ちゃんと有りますので注意。
まずは片方のビートをリムに嵌める。
ここで悩ましいのは、バルブの根元に小さな消しゴムのような部分が有りますから、これをどう乗り越えるか。
以前聞いたことが有るのは、一旦、タイヤをリムに被せるようにしてから嵌めると良いという手法。
でも、左側なら左側から右のビートを嵌めて、嵌ったところで、タイヤ内面を傷つけないように慎重に引っ張り上げてバルブの根元をまたいでやれば、何とか正しく嵌めることが出来ました。
片側のビートを嵌めるのは、ちょっときつめのチューブドタイヤと同じくらいの苦労。
さて、問題はもう片方です。
IRCの動画を参考に、ビートの位置を調整し、既に嵌ったビートをリムに密着させるようにタイヤをしごいて余裕をバルブ付近に持っていきます。
しかし、さすがに手ごわく、一度はあきらめてチューブレス用のタイヤレバーを買いに行こうかと思いましたが、何とか力技ではめ込みました。
嵌ったぁ!
さて、空気を入れてみます。
もちろんコンプレッサーなんてないですから、普通の空気入れで。
私が使っているのは別にチューブレス用とかではなく、ごく普通のスポーツ自転車向けの空気入れ。
でも、これでちょっと勢いよく入れてやったらビートがしっかり上がってくれました。
一応、空気を入れる前にタイヤとリムの間に石鹸水を追加しておきました。
一本経験したので、もう一本のホイールは一本目より短い時間で嵌められました。
たぬき小屋にチューブレスを入れたいと相談しに行ったときには、シーラントの使用を薦められましたが、リムとタイヤの相性も有り、やってみて抜けなければ大丈夫と言う事でした。
とりあえずパンパンに空気を入れて、6時間程経ちますが、今の所抜けていないようです。
シーラント使わなくても大丈夫そうで良かったです。
たぬき小屋のスタッフさん達曰く、空気入れて1日2日放置して抜けなければ大丈夫。
また、それだけ時間を置くことで、ビートが馴染むとのことでした。
すぐに感触を試せないのが残念、、、
実は、私はすぐ乗れるものかと思っていたので、1本だけお店でやってもらおうかなぁと思っていたのです。
そっか、そしたら預かりになっちゃうのね。
ちょっと、話が脱線しますが、これだけネットショッピングが普及した時代、なんでもかんでもネットで買っちゃう人も多いと思いますが、それで潰れてしまう実店舗が有るのも事実。
最寄駅前の大き目の本屋が無くなったと思ったら、近所の中規模の本屋も店を閉めてしまい、本屋好きの私は寂しい思いをしました。
確かに私自身もなんでもかんでもAmazonで買っていた時期も有りました。
安いしね。
でも、今はなくなってほしくないお店で買おうと思っています。
ネットで買えるとは言っても、やっぱりお店で実物を見てから買いたいという時も有るじゃないですか。
そういう時のために実店舗が無くなるのは消費者にとっても不利益なんです。
今でもネットで買う事は有りますが、少なくとも実物を見に行ったらそこのお店で買うようにしています。
今回のタイヤもネットで買えたと思いますが、たぬき小屋が無くなって欲しくないのでそこで買いました。
上記のお店で一本やってもらおうかなと言うのも、半分は作業代も儲けさせてあげたいという気持ちが有りました。
でも、「教えるから自分でやって」と言われました。
ああ、「shigeさんなら自分で出来るよ」「作業代なんか儲けさせてくれなくて良いよ」という事なんだと思って、なんて良い店なんだろうと思ったのです。
しかし、やってみて、、、、
「ああ、これは金もらってもやりたくない作業だわ。」
あ、もちろん、私が推測したような気持ちもスタッフさんに有ったとは思いますよ。(^^;
でもまぁ、達成感は有る作業ですね。w
そんなわけで使用感はまた来週にでも。
追記:
「金もらってもやりたくない作業だわ。」はもちろん冗談で、たぬき小屋でタイヤ装着を自分でやらせるのはユーザーがパンクに対応できるようにするためだそうです。

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ロードでも使っている人が増えてきて、私もちょっと興味が出てきた。
幸い、TREKのホイールはチューブレスレディ。
若干の部品を買い足せばチューブレスタイヤに対応できる。
でもなぁ、シーラント入れるのがなんとなく嫌なんですよねぇ、、
重さがとか言うより、べたべたしていそうな液体をリムに付けるのが嫌で、、
で、転機はサイクルスポーツ誌2019年2月号。
チューブレスレディタイヤはシーラント必須だけど、チューブレスタイヤは必須でないとか。
で、チューブレスレディリムでもチューブレスタイヤは履ける。
おお、つまり、私のリムにシーラント無しにチューブレスタイヤを履けると、、、
これだ!とタイヤの選定に入る。
我らがボントレガーにはチューブレスレディタイヤしかないのでダメ。
他にもチューブレスタイヤを出しているメーカーはたくさんあるだろうけど、もう何年もお世話になっている自転車屋たぬき小屋のスタッフさんはIRC大好きで、前に薦められたのでIRCで選ぶことにした。
IRCのチューブレスタイヤは「FORMULA PRO」というモデル。
更に、それにグリップ重視のRBCC、軽量のLight、耐パンク性の高いX-Guardのモデルが有る。
私は走りの軽さを重視したいので、Lightが良いかなと思ったのですが、RBCCと1本あたり5gしか変わらない。
じゃぁ、RBCCが良いかなと言う事でたぬき小屋で発注。
リムテープ、バルブは折角専用品が有るから、そっちにしましょうという話になり、リムフラップ、バルブをBikePlus 戸田彩湖店に発注。
揃ったので始めますよぉ。
やり方はIRCの動画で勉強。
私がとやかく書くよりこちらを見て頂いた方が分かりやすいと思いますので、初めてやる方はぜひ見てみてください。
まずはタイヤを外してリムフラップを付けます。
途中を撮ってなかった、、、
最初、チューブド用のリムテープを取り付けるときの癖で、バルブ穴にドライバーを挿して位置がずれないように嵌めていたのですが、最後にバルブを差し込むのに少し苦労。
あれ、
最初からバルブ差しておけばよくね、、、
ちなみに、ボントレガーのリムフラップにバルブを挿すと、パチッという音がして固定されます。
この状態でホイールに嵌めて行けばずれません。
リムフラップも空気を閉じ込める物ですから、鋭角に曲げたり傷をつけたりすると良くないでしょうから、そこは気を付けながら作業。
リムの左右、タイヤがはまる辺りにリムフラップをぱちぱち嵌めて行って準備完了。
そして、チューブレスタイヤの作業の必需品。
石鹸水を入れたスプレー。
たまたま家に有った100円ショップのスプレーボトルに食器用洗剤を薄めていれました。
上述のIRCの動画の冒頭で、同様の用途に使われるタイヤワックスなどは腐食してしまう恐れが有るので使うなと注意書きが出るので、チューブレスタイヤ(の恐らく内面)はそれだけデリケートなのでしょうね。
なので、酸性、アルカリ性の洗剤も良くないようで、中性洗剤と指定が有ったので、一応中性である事を確認して作成。
それをリム全周に塗布。
これが、タイヤ内面。
チューブドタイヤやチューブレスレディタイヤと違って、内側がチューブと同じ素材でできているとの事。
これで、空気を保持するので、シーラントが必須でなくなる。
逆にここを傷つけてしまうと、穴の開いたチューブを入れたチューブドタイヤになってしまう。
なので、ここに爪などをたてないように注意して作業。
一見、回転方向なんてなさそうなタイヤですが、ちゃんと有りますので注意。
まずは片方のビートをリムに嵌める。
ここで悩ましいのは、バルブの根元に小さな消しゴムのような部分が有りますから、これをどう乗り越えるか。
以前聞いたことが有るのは、一旦、タイヤをリムに被せるようにしてから嵌めると良いという手法。
でも、左側なら左側から右のビートを嵌めて、嵌ったところで、タイヤ内面を傷つけないように慎重に引っ張り上げてバルブの根元をまたいでやれば、何とか正しく嵌めることが出来ました。
片側のビートを嵌めるのは、ちょっときつめのチューブドタイヤと同じくらいの苦労。
さて、問題はもう片方です。
IRCの動画を参考に、ビートの位置を調整し、既に嵌ったビートをリムに密着させるようにタイヤをしごいて余裕をバルブ付近に持っていきます。
しかし、さすがに手ごわく、一度はあきらめてチューブレス用のタイヤレバーを買いに行こうかと思いましたが、何とか力技ではめ込みました。
嵌ったぁ!
さて、空気を入れてみます。
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でも、これでちょっと勢いよく入れてやったらビートがしっかり上がってくれました。
一応、空気を入れる前にタイヤとリムの間に石鹸水を追加しておきました。
一本経験したので、もう一本のホイールは一本目より短い時間で嵌められました。
たぬき小屋にチューブレスを入れたいと相談しに行ったときには、シーラントの使用を薦められましたが、リムとタイヤの相性も有り、やってみて抜けなければ大丈夫と言う事でした。
とりあえずパンパンに空気を入れて、6時間程経ちますが、今の所抜けていないようです。
シーラント使わなくても大丈夫そうで良かったです。
たぬき小屋のスタッフさん達曰く、空気入れて1日2日放置して抜けなければ大丈夫。
また、それだけ時間を置くことで、ビートが馴染むとのことでした。
すぐに感触を試せないのが残念、、、
実は、私はすぐ乗れるものかと思っていたので、1本だけお店でやってもらおうかなぁと思っていたのです。
そっか、そしたら預かりになっちゃうのね。
ちょっと、話が脱線しますが、これだけネットショッピングが普及した時代、なんでもかんでもネットで買っちゃう人も多いと思いますが、それで潰れてしまう実店舗が有るのも事実。
最寄駅前の大き目の本屋が無くなったと思ったら、近所の中規模の本屋も店を閉めてしまい、本屋好きの私は寂しい思いをしました。
確かに私自身もなんでもかんでもAmazonで買っていた時期も有りました。
安いしね。
でも、今はなくなってほしくないお店で買おうと思っています。
ネットで買えるとは言っても、やっぱりお店で実物を見てから買いたいという時も有るじゃないですか。
そういう時のために実店舗が無くなるのは消費者にとっても不利益なんです。
今でもネットで買う事は有りますが、少なくとも実物を見に行ったらそこのお店で買うようにしています。
今回のタイヤもネットで買えたと思いますが、たぬき小屋が無くなって欲しくないのでそこで買いました。
上記のお店で一本やってもらおうかなと言うのも、半分は作業代も儲けさせてあげたいという気持ちが有りました。
でも、「教えるから自分でやって」と言われました。
ああ、「shigeさんなら自分で出来るよ」「作業代なんか儲けさせてくれなくて良いよ」という事なんだと思って、なんて良い店なんだろうと思ったのです。
しかし、やってみて、、、、
「ああ、これは金もらってもやりたくない作業だわ。」
あ、もちろん、私が推測したような気持ちもスタッフさんに有ったとは思いますよ。(^^;
でもまぁ、達成感は有る作業ですね。w
そんなわけで使用感はまた来週にでも。
追記:
「金もらってもやりたくない作業だわ。」はもちろん冗談で、たぬき小屋でタイヤ装着を自分でやらせるのはユーザーがパンクに対応できるようにするためだそうです。

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