「この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。」

この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。

この記事おもしろい。
内容ももちろん、小説のような文体も素敵。

エリクサーと聞いてギターの弦を思い浮かべた私、いつになったらギターの話になるんだと思ってしまいましたが良い話でした。

そのうち使うと思っている物、私たちの身の回りにたくさんありますよね。
エリクサー程の凄いアイテムじゃなくても、有名デパートの包装紙やら有名ブランドのロゴの入った紙袋。
いつか使うと取っておいて結局使うことなく人生を終える人なんてたくさんいるでしょう。

人生(ゲーム)の序盤、中盤にいる人にとってはそれでもまだいつか使うだろう物でしょう。
でも、そろそろ終盤に差し掛かろうかという歳になると分かるのです。
もう使うことないな、、、と

よく、整理術みたいな話で1年使わない物はもう使わないから捨てましょうって話が有りますよね。
でも、50年も生きていると、10年20年レベルで使ってない物とか出てくるわけです。
さすがにいらないですよね。

ようやくここ数年そういうのわかってきました。

あと、包装紙とか紙袋とか梱包材のいわゆるプチプチとか、必要になったらその時に買えばいいんです。
何十年も家の中で場所をとる事を考えたら安いものです。
そして、そんなものが必要になる機会なんて10年に一度有るか無いかだったりするのです。


成功者は言うだろう。決断をすべきと。エリクサーを使うべきと。

ただ、それはあくまで成功者の言葉であって成功するための言葉ではない。決断して成功したものは決断しろと言うだろう。


確かに、エリクサーを使う事=成功ではない。
結果的に成功したものが人生の或る場面でエリクサーを使って結果として成功した

でも、成功者はエリクサーを浪費しているのではない、見境なく使っているのではないと思う。
傍目には無駄遣いと思えても、彼らなりの状況判断と決断を以って使っているのだろう。
結果的に使わなくても何とかなったのではないかと思われる状況でも、彼らは成功をより確実にするために使うのではないだろうか。


エリクサーを使うことが必ずしも成功に結び付くとは限らないのだ。エリクサーを使えない生き方だって多分に大変で立派で、もっと尊重されるべきなのだ。


たしかにそうかもしれない。
そして私もエリクサーを使えない部類の人間かもしれない。
でもせっかくのエリクサー。
使ってから死にたいですね。





これなら使ったことあります、、、

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この記事へのコメント

ゲンタロウ
2017年12月24日 16:22
死を前にして後悔する項目の上位に上がるものの一つが「もっとやりたい事に挑戦しておけばよかった」です。人生の中でもっとリスクをとるべきだったと言い換えても良いかと思います。しかし、リスクを回避する判断は、その時その場で最善のものであると思ってなされているはずです。もちろん、中には単なる怖れや怠慢からなされた逃避もあったかもしれませんが、ほとんどが熟慮の上でのリスク回避だったはずです。エリクサーをいっぱい抱えたまま終わる人生、それも良いんじゃないでしょうか。
2017年12月25日 00:46
そう、成功者がエリクサーを使うべきだというのも、忌の際に使えばよかったと思うのもどちらもきっと結果論なのです。
ゲームの終盤にいるからそう思うのです。
序盤、中盤にいる人は確かにその人のポリシーで使うなり温存するなりすればいいのですね。
ハイリスクハイリターンかローリスクローリターンかみたいな話なんでしょうね。
ってか、ゲンタロウさんはエリクサー使った人なんじゃないんですか?(^^;
でもね、エリクサーどころか賞味期限の過ぎたそんじゃそこらで手に入る回復薬草みたいなモノすら後生大事に取っておく家の奥の行動にちょっとイライラする事も有るのですwww

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